レアリティブラックのマーチャントである隊商長ディエーラの覚醒Lv99を達成した。(※2017年11月16日追記)

1.5倍でカンストまで育ったのでSS差し替え。

動物たちに囲まれたイラストはドットにも反映されていて、配置しているだけでも結構賑やか。


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コストは素11、下限8。

覚醒アビリティ【大商人の才覚】の報酬G「20%」増加は同系統のアビリティの中でも最高値で、これまで最も高かったプラチナ風水士ミアの15%を5%も上回るのはさすが黒といったところだろうか。



同職にはレアリティプラチナのトトノとエイミーがおり、トトノはガチャ、エイミーはイベントで入手できるため、職としての人数こそ少ないもののお世話になっている王子も多いはず。

ディエーラのステータスは好感度の影響もあってHPと攻撃力が高く、防御が202と低めになっている。

スキルに攻撃倍率や射程アップがないため火力としてはエイミーに一歩譲るが、黒らしい総合力の高さは持ち合わせている。


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S覚醒『超全力で助けを呼ぶ』トトノのS覚醒『全力で助けを呼ぶ』を比較してみると、



ディエーラは初動5秒、スキル中の15秒でコスト32増加するが、2回目以降は再動30秒でスキル『隊商防御陣』に変わる。

トトノは初動15秒、スキル中の10秒でコスト21増加し、再動30秒で同スキルが使用できる。




20秒時点(ディエーラのスキル終了)の累計で、

ディエーラの『超全力で助けを呼ぶ』は、コスト52増加

トトノの『全力で助けを呼ぶ』は、コスト30増加


25秒時点(トトノのスキル終了)の累計で、

ディエーラの『超全力で助けを呼ぶ』は、コスト57増加

トトノの『全力で助けを呼ぶ』は、コスト46増加



ディエーラとトトノの下限差1を考慮すると、20秒時点でのコスト差は21、25秒時点でのコスト差は10となる。

また、2回目のスキルを考慮した場合、後衛軍師なし双方再動30秒として、



50秒時点(ディエーラのスキル開始)、55秒時点(トトノのスキル開始)を経て、65秒時点(トトノのスキル終了)の累計で、

ディエーラは『超全力で助けを呼ぶ』(1回目)と『隊商防御陣』(2回目)で、コスト112増加

トトノは『全力で助けを呼ぶ』(合計2回)で、コスト107増加



ディエーラのスキル『隊商防御陣』は30秒でコスト30増加のため、65秒時点のコスト差5(下限差で4)でトトノのスキルは終了するが、ディエーラのスキルはここから15秒持続する。

つまり、ディエーラは初動重視の瞬発力型であり、持続力には乏しいため、トトノのS覚醒と比べても完全上位互換とはなりえない。

ちゃんと計算していなかった私も私だが、



スキル『隊商防御陣』もまた高いコスト生産能力を備えているため、瞬発力に加えて持続力もある



という結果になった。

この時点でまだコストが不足しているというケースも稀だろうし、比較的下限にしやすく、遠距離攻撃を引き付けるというトトノの特性を用いることがなければディエーラの方が優れているということになる。

レアリティが違うのだから当然と言えば当然だが、コスト生産能力はソルジャーを含めてもディエーラが一歩抜きん出た形になる。


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運用としては、S覚醒を使用し早い段階で布陣を完了させ、トークンを壁や避雷針としながら、スキルによる味方への防御バフで耐久を底上げする、等だろうか。

2回目以降はコスト生産能力に加えて、防御バフを味方に付与できるのがディエーラの強みと言える。

場合によってはステージの最後まで役割のあるユニットとして運用することも可能だろう。



好感度はHPと攻撃力。

後衛のHPは生存の可否に大きく関わってくるため、これが増加するのはかなり有難い。

また、攻撃力に関しても、ディエーラ自身が火力枠に入るほどのDPSを有しているわけではないが、覚醒アビリティのマーチャント系トークンの攻撃力1.5倍もあり、合わせて雑魚の処理程度なら任せられる数値にはなっている。


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以上を踏まえて私見を述べると、



寝室のレアリティもブラックだった。



もうね、最高かと。