11月の新黒にして新職『グリフィンナイト』のリュクスがようやくカンストしたので記事に。

職業としては1人目なので同職での比較はできないが、ステータスもスキルもアビリティも黒として申し分のない性能を有している。


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コストは素27、下限24。

スキルで空を飛んで範囲攻撃をするペガサスライダーと比べると若干重いが、グリフィンナイトはスキル未使用時もブロック数0で敵の近接攻撃の的にならない強みがある。

また、職特性として物理攻撃を50%の確率で回避する上、エルフ特性の魔法耐性10があるため、遠距離物理や魔法攻撃に対してある程度の耐久力があるのも良い。



そして、リュクス最大の魅力と言えば覚醒アビリティ『高速再出撃』だろう。

これは『撤退後、10秒(11秒?)で再出撃が可能になる』というもので、黒のWTで配置後すぐにスキルを使用できる特性とも非常に噛み合っている。

コストも撤退時に+12回収されるため、下限ならコスト12で配置できるようなものである。



スキルは一発型のマルチロックか、持続型の超鈍足の二択となる。

リュクスの場合、撤退からの再出撃でWTが適用されるため、CTは一切無視できる。


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スキル『鷲獅子の羽嵐』は、自動発動のため配置後即発動→撤退で集団に当てていく戦法になると思われるが、持続性がないため時間当たりの火力は低い。

ただ、再出撃の早さを活かした転戦はこちらの方が向いているので、敵が高HP高防御でない場合は一考の余地があるだろう。


対して、S覚醒『旋風の槍』は、高い攻撃倍率に加えて移動速度90%減少という超鈍足が付与される。

これはスキル中、敵を攻撃範囲内にほぼ釘付けにしていられるだけの減少率であり、リュクス単騎で薙ぎ払うもよし、味方と連携して屠るもよしと、リュクスゾーンとも言える高密度のダメージ領域を形成できる。


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好感度補正は、攻撃力と攻撃硬直。

転戦を軸として攻撃を主体にした立ち回りをするリュクスにとっては、これ以上ない補正と言える。


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総じて、攻撃に特化した遊撃的でユニークなユニットだろうか。

再出撃の早さはその特性を有するユニットの中でも随一であり、耐久力にやや難ありという点を除けば、立ち回りの多様性、利便性は黒の風格を十全に備えている。