付与魔術師アンリと共にガチャ黒として実装された「天狗」のクラマ。
天狗は常時隠密という極めて優秀な職特性があるため、もはや「装甲? 何それ?」みたいな防御度外視の薄着でも安心安全である(ただし爆風の巻き添えには注意)。
隠密とは自然と一体化することであり、必然的に露出が多くなってしまうのだ(超理論)。
コストは素24、下限21。
軽すぎず重すぎず、序盤から終盤まで遊撃的に出しやすいコストとなっている。
同職にはガチャ白のコノハがいるが、コノハが単騎で成り立つ攻撃型である一方、クラマは覚醒アビリティの特性上、味方を射程内に収める運用も視野に入れる必要がある。
そして、それこそがクラマを唯一無二たらしめているものでもある。
覚醒アビリティ『天狗のかくれみの』 : スキル中の範囲内の全ユニットが敵の遠距離攻撃の対象にならない
隠密に関してはドルイドのフィオレと比べると持続と射程は短いものの、配置マスが多い近接であること、全ユニットが対象であることがクラマの大きなメリットと言える。
クラマ本人は常時隠密のため敵から狙われることはないが、上述したように隠密付与をしたい味方の近くに配置する都合上、非スキル中の爆風巻き込みには注意したい。
覚醒アビリティ『天狗のかくれみの』の要となるスキル『天狗の雷杖』とS覚醒『天狗つぶて』の詳細は以下。
スキル『天狗の雷杖』は、射程が増加(230→276)し、5体同時に麻痺を付与するトリッキー型
S覚醒『天狗つぶて』は、高い攻撃倍率に加えて3体同時に攻撃をするアタッカー型
に分類される。
スキル『天狗の雷杖』の麻痺攻撃はスキル使用時の1度きりで、以降のスキル時間中は一切の攻撃行動をしなくなる。
味方が広く展開しているときは射程増加の効果が高く、麻痺による敵の無力化(+防御力半減)も強力だが、スキルが切れる直前に麻痺が解けるため、できればスキル時間中に倒しきれる戦力を確保しておきたい。
片や、S覚醒『天狗つぶて』はシンプルな攻撃特化である。
こちらはクラマ本人が火力として機能するため、コノハのように単騎での運用が可能となっている。
また、持続がやや長いことを利用して最前線の危険地帯に置いてスキルを使用し、スキル時間中に味方を配置して総攻撃を仕掛けるという手もある。
好感度補正は、攻撃力と攻撃硬直。
黒ゆえのボーナス値の高さもあいまって、攻撃を主体とするS覚醒向きの補正と言える。
総じて、工夫次第で様々な戦略を練ることができる優秀なユニットである。
遠距離攻撃の対象にならないという隠密特性の強みは不可能を可能にするほど凄まじく、もしお迎えできたのであれば優先的に育てたいユニットと言っても過言ではない。
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